防災ワーキンググループとは

001_mtgNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント内の防災部会です。2010年の夏に発足されました。
再開発地域内マンションの防災系組織を構成されている方、および防災系の理事・理事経験者で構成されています。防災ワーキンググループ(以下、防災WG)は住民のボランティアで運営されており、災害発生時におけるこの地域の課題を各加盟マンションの理事会と共同で解決させるべく活動しています。
防災WGでは月1回定例での会議を軸とした、情報の交換と各活動の進捗確認をメインの活動としています。具体的にはこの地域に災害が起こった際、NPOの取るべきアクションの整備・準備と、地域住民の方々に向けた啓発イベント等の実施となります。
NPOは災害救助の機能もなければ、マンション内の防災取り組みに直接関与することもできません。

しかし、各マンションをまたがった「地域としての防災上の課題」は現実問題として存在しています。当地域でのこうした防災面での役割について、防災WGではNPOを「災害時の情報拠点」と位置づけ、ソフト面・ハード面での整備を行っています また行政・地域の企業、インフラ事業者の方々と地域課題解決に向けたやりとりを行っています。
防災に関しても最新の知識や動向を習得しながら実践している状態で、日々手探りでの活動を行っています。微力ながら防災観点から当地域の価値向上に貢献できればと考えております。今後とも皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

25年度の振り返りについて

昨年度(25年度)当初の事業計画においては、
 ・防災に関する啓発機会の提供
 ・再開発地域における防災実践の機会提供
を「今後も続けていくこと」、また「変えていくこと」として
 ・地域による防災アクション実践のレベル上げ
 ・情報発信の質的・量的な強化
 ・NPOにて収集した情報の見える化(ノウハウ化)と発信
という点を挙げ、それぞれ重点的な活動項目として位置づけました。
活動の結果、昨年度は以下のような成果が得られました。

1.NHKと防災シンポジウムイベントを開催

家族・子供向けに特化した防災啓発イベントとして開催できました

2.川崎市総合防災訓練への参加

当WG設立当初から目標の一つとして、この訓練への参加を置いていました。
再開発地域における防災アクションを取る存在として、多少なりともご認知いただけたのではないかと考える次第です。

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防災WGとして訓練参加の様子

3.地域交流会・各マンション理事会経験者による会合等での情報発信

今後も継続的に取り組みを発信さえていただきます。

4.中原区防災連携協議会への参加

これも2.同様目標の一つにおいていました。周辺の企業様、交通・医療・
インフラ関連の皆様とコミュニケーションをとらせていただきました。
このアクションも継続的に行えればと考えます。

5.第二回ぼうさいフェス実施計画と設計

来期の開催に向けて、内外に向けた準備・設計を継続しています

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第1回防災フェスの様子です。できるだけ実践的な訓練とお子様も楽しめるイベント的な要素を両立させることに こだわって開催しました

7.防災備品の整備

わずかではありますが、NPOでの防災備品の整備も行いました。たとえばカセットボンベで動く発電機など、購入前に実用スペックを検証・共有できる情報にし、他のマンションでも使える情報を収集の上導入しています。

26年度の活動方針について

本年度の活動方針については、基本的に昨年度を継承したものとしています。考え方として、対外的にこの地域の活動を知ってもらうこと=「広げていくこと」として、行政の皆様、近隣企業・事業者・住民の皆様、また様々な防災の取り組みを行っている外部の皆様に、私たちの活動を知っていただき、また一緒に活動を行うことにより互いにシナジーを生むことができればと考えております。

また、同時に私たちが住むこの地域に向けたこと=「足もとのこと」として、私たちの活動に関する様々な形での情報発信(このwebを用いたものもその一つです)、加盟各マンション理事の皆様・防災委員会関係者の皆様との課題解決に向けたコミュニケーションを継続、『第二回ぼうさいフェス』のような、防災を学び、家庭内でも生かす機会の計画と提供を行って行きたいと考えております。(このあたりで「もっと見る」に遷移)

なお、地震という観点から今後当WGが重点的にノウハウを蓄積していくテーマとして「家具対策」と「トイレ対策」を改めて掲げることと致しました。
当地域をはじめとする高層マンションでは、比較的地震などの災害に強いとはされていますが、建物の揺れが大きくなる関係上、発災時における家具の倒壊に巻き込まれるリスクが一般的に高いと言われています。また、発災時のケガは回避できたものの、室内での避難生活においては、水の使用・生活排水の利用など、多くの制限を受けることが予想されます。そのような中、最も衛生面でリスクが高いのは、トイレの問題であると言えます。
当WGでは、この現実を受け止め、発災初期に「家具などにケガをさせられず」、インフラが整うまでの間も「衛生的に過ごせる」よう、積極的にこれら二つのテーマについてノウハウを吸収・発信させて行ければと考えております。本年度もどうぞ防災WGの活動に関して、ご理解・ご協力の程、お願い申し上げます。

武蔵小杉駅周辺の地域コミュニティの形成や安全・安心のまちづくりをめざして 略称:NPOエリマネ