カテゴリー別アーカイブ: 防災ワーキンググループ

10月の防災WG 避難所訓練、コスギ防災(仮)のさらなる具体化等々・・

10月の間に阿蘇山が噴火し、鳥取県中部でも大きな地震が発生し、遠くではイタリア中部でも大きな地震が発生、地震関連のニュースがかなり多い月だったように思います。皆様は元気にお過ごしでしょうか。
防災WGではさる10月29日に10月の定例会を開催いたしました。

ひとつめは近日予定されている上丸子小学校避難所の訓練に対して、各マンションの自主防災組織での取り組み状況や、今後の確認点などについて打ち合わせを行いました。上丸子小学校は非常に多くの自主防災組織が管轄になっている特徴的な避難所であり、こちらの開設・運営に関する一連の動きが確立されてくることにより、地域の防災力向上に繋がってくるものと考えています。マンションの自主防災組織側でも準備を行うことで訓練の成功につながればと考えます。

ふたつめはコスギ防災(仮)の具体化作業続きです。以前メンバーで目一杯広げて検討した項目を、今度は各自が考える重要度に合わせて集約する作業を行いました。
コスギ防災(仮)の姿に関しても・・
防災に関する一般的な内容をもれなく入れるか?
この地域の特性に合わせて振り切った内容にするか?
災害時に見ると便利なものにするか?
普段から見てもらえるものにするか?
もっと楽しんでもらえるものにするか?
カチッとしたものにまとめるか?   等々

出席者それぞれが持っているイメージはかなりのバリエーションに富んでおり、いろんな打ち出し方が考えられそうでした。この中から、各自がいくつかあるテーマのうち、もっとも重要に思うものを出し合い、それらをもとにして次回制作物としてのイメージを具体化するという動きを行うアクションを確認しました。
後半戦最初の定例となった今回も、多くのテーマがありましたが、出席者にて議論を行い、具体的なアクションに落とし込んだ上で次につなげられたのではないかと考えています。

9月の防災WG コスギ防災(仮)の内容を固めはじめました ほか

今年は一年を通じて寒暖の差が激しいですね。元気にお過ごしでしょうか。
防災WGではさる9月25日に9月の定例会を開催いたしました。

みんなで集中して、あっという間にこれだけの内容がそろいました!

みんなで集中して、あっという間にこれだけの内容がそろいました!

今回は時間を長めにとって、WGで手掛けている「コスギ防災(仮)」の内容を具体化させていきました。

「コスギ防災(仮)」とは、この武蔵小杉で
・どんな地域特性があるか?
・その特性は災害時、どのような脅威に変わるか?
・脅威に対して、どのような備えが必要か?

これらのことに対して、自分たちの足で集めた情報や、集めた情報をこの地域に広げてみたら何が起こるのかという議論の形をギュッと凝縮したものです。
武蔵小杉に立脚した形で、普段の備えには何が必要か?もし災害が発生したら何をすればよいかについてまとめておくことにより、各家庭において「災害に関して使える情報がそろっている」という存在になればとの思いにより制作を進めています。
これらの情報自体は膨大かつ多岐にわたっているため、段階を分けて複数年で形にしていくべく進めています。
今回はこれまで出てきた議論を踏まえて、各自が「コスギ防災(仮)」に入れていきたい内容は、どういう体裁にしていくのがよいか・・など、様々な切り口で意見を集めました。写真は意見が出そろったときのものになります。

普段から議論を重ねていたこともあり、あまり苦労せずに多くの意見が出てきました。普段から重要性を認識しているものだけでなく、今回新たな切り口で重要性を認識したものも多く、改めて防災というジャンルの奥深さを感じました。
と同時に、自分たちの足で集めたノウハウの蓄積も(手前味噌ながら)実感した次第です。
こうして集めた内容を、今度は「コスギ防災(仮)」の中に入れるために再構成するのが次のアクションとなります。これには今までとは少し異なるスキルが必要になってきますが、ひとつずつ積み重ねて”今年のコスギ防災(仮)はこれ!”というものを見極めていきます。

今回は珍しく少な目の議題で集中してディスカッションを進めました。本年度のゴールに向けて前進できたように思います。

8月の防災WG 高層マンションならではの防災をディスカッション 

台風に翻弄される8月でしたが、元気にお過ごしでしょうか。
さる8月27日に8月防災WG定例を開催いたしました。

各マンションのトピックを共有していく中で、先日グランドウイングタワーにて家具固定に関する住民の方向けワークショップが開催され、グランドウイングタワー関係者様のご厚意で出席させていただきました(ありがとうございます!)。
家具固定に関して、気づきの多い時間となりました。
ワークショップ内では、自分の家の間取りから、最も安全な場所を探すという課題がありました。我が家はそれまでなんとなく寝室が安全(家具も背が低いし)・・と考えていましたが、窓ガラスの割れるリスクがあることが分かり、廊下が一番安全ということが分かりました。地震が起こったら、テーブルの下よりもその安全地帯にどれだけ早く身を置けるかが大切で、それだできると心に「これで死ぬことはない」との余裕が生まれ、次のアクションが取りやすくなる・・仰る通りだなと思った次第です。
また、家具対策はどのような間取りでどのような家具を置いているか、また家具周辺の床や壁の素材や厚さはどうなっているかで効果が変わってしまい、ベスト解を見つけることを困難にしている事実も改めて認識しました。
壁や床、家具に応じて「これさえ買えばOK!」というものが見いだせれば、もっと家具の転倒対策は進むのではないか・・と改めて課題を認識した次第です。
皆さんも一度家具対策についてご家庭の中で話題にしてみてはいかがでしょうか。
もう一つ大きな議題として、武蔵小杉の災害特性をとらえ、その脅威と対策について冊子等の形(=アウトプット)で啓発していく活動も進めております。今年度は第一弾を形にしていくことを予定しており、改めてWG参加メンバーの方々と、自分たちがイメージする防災啓発の形や、この地域の災害特性と脅威、それらを踏まえて発信の軸足をどこにおいていくかなどについてディスカッションを実施しました。

それそれが考えるアウトプットの形、読んでもらえそうな・少なくとも埋もれずにとっておいてもらえそうな形についてのアイデアなど、多くの意見が集成されて参りました。
これらのイメージ合わせを行った上で、次回以降はアウトプットをどのような内容にしていくかについて、具体度を更にあげた上でディスカッションを進めていくこととなりました。
そのほか検討を進めている議題や、先の台風に関する懸念点や対策などにも議論は及びました。限られた時間ではありましたが、幅広くディスカッションができ、現在進めている企画を前進させられたのではないかと考えています。

7月の防災WG マンションの備蓄物運用に改めてふれる ほか

暑い日が続きますが、元気にお過ごしでしょうか。
さる7月30日に7月度の防災WG定例を開催いたしました。

今回は各マンションのトピックを共有していくなかで各マンションの備蓄についてディスカッションをしました。何をどれだけ備蓄しているかという情報よりも、普段からどのように管理しているかという観点からのディスカッションが中心となりました。
フロアごとなどの分け方で、日常的な管理をどうお任せしていくか、災害が起こったときはどのように取り扱うか、細かいですが備蓄物へのいたずらのようなものをどう捉え、管理が煩雑にならない範囲でどう折り合いをつけるか・・各マンションでの議論の結果や運用してみてのノウハウを共有していきました。
備蓄について議論中、準備半ばのマンションから見ても実践ができそうな内容の共有が行えたかと考えます。

もう一点は避難所に関する町会の皆さんとマンションのかかわり方について、各マンションでの検討状況などを確認しながら、今後の関わり方についてあるべき形のディスカッションを行いました。避難所は災害時に物資と情報が集まる場所です。災害発生時には自助の蓄えで乗り越えられたとしても、災害が長期間に渡る際には、地域の各避難所とどう連携していくかは非常に大きな課題であると言えます。

まずは訓練など実践的な取り組みをご一緒させていただき、そこから見えてくるものを今後に生かしていく・・この動きを積み重ねていくことが重要かつ最短の道なのではないかと考える次第です。

最後に家具固定のテーマに関して現状とっているアクションを共有したうえで、この後近々で行っていく活動についてのディスカッションを行いました。

有名な数字ですが、*阪神淡路大震災では負傷者の70%が家具・電化製品の下敷き(46%)とガラス・金属・建物の構造物などでのケガ(25%)によるものとなっています。まさに『対策がなされていれば起こらなかった』負傷であったと言えます。

*参考:「阪神大震災による建造物の損壊と負傷に関する実態調査」調査結果(1996年)

東日本大震災の教訓などで、家具対策の重要性は強く認識されているものの、多くの情報が氾濫しており、家具の構成もご家庭によって異なるため、自分たちに最適な家具対策を見つけ出すことは困難の極みと言ってもよいかと思います。
そのため、意識の高さに比べて実際に対策がされている割合はだいぶ低くなってしまうのが現実ではないかと考えます。

防災WGでは、もっと家具対策に対する細かいニーズを拾ったうえで、「どのような家具対策を行えばベストなのか?」という観点で家具対策に関する情報発信と啓発が行えればと活動を行っています。
新しい観点での取り組みなので、どのように行うのがベストなのか中々解が見えない状態ではありますが、一歩ずつ着実にアクションを積み重ねていければと考えています。

今回の防災WG定例では以上のようなテーマでディスカッションと今後のTodo・スケジュールを確認していきました。
いつもながら濃いやり取りができたかと考えています。

【6月の防災WG 神戸・石巻・熊本のトイレ事情に学ぶ】

さる6月25日に6月度の防災WG定例を開催いたしました。
今回は防災WGも参加しているNPO法人日本トイレ研究所(トイレ研)様にて”災害におけるトイレの事例”という趣旨の勉強会が開催されたため、その参加報告と情報共有を行いました。

トイレ研では、これまで東北など被災地でのトイレ環境改善において積極的に活動を行い、衛生環境の向上など様々な成果を上げて参りました。と同時に実際に被災地でのトイレ環境に触れることにより、公衆衛生環境の構築と運営に多大なノウハウをお持ちです。今回の熊本地震においても現地に入り様々な活動を行い、それらの様子を勉強会で報告いただけるとあって、マンション防災の面でも何か気づきのポイントを見出せないかと思い、勉強会に参加した次第です。

先の防災フェスなどで被災地のトイレ事情については情報を頂きましたが、被災地のトイレに関しては、やはりいつ拝見しても大きな課題を突き付けられる思いがします。また、不思議と見るたびに何か新しい気づきを得られます。
まずは阪神淡路の時のトイレ事情が紹介されていました。
当時、仮設トイレは行政施設を中心に比較的多く設置されていたようですが、大体5日程度で使用ができなくなったようです。理由は至ってシンプルで、バキュームカーが圧倒的に足りない、そしてだんだんきれいに使うことができなくなり、全て使用禁止になってしまっていたようです。これ、実は自分たちに当てはめてみても状況は変わっていません。
川崎市(中原区)のバキュームカー台数にも限りがあり、潤沢ではないことが想像されます。反対に住民数はどんどん増えていっていますので、単純に考えても神戸と同様の事態は他人事ではないと言えます。やはりそれらを打破するのは自分たちで衛生を確保できるよう備えることに尽きるのではないかと思う次第です。

次に石巻の事例が紹介されていました。石巻の事例も過酷なものでした。津波などで既存のトイレは早々に壊滅してしまっているため、袋を入れた段ボールに用を足しているような事例もありました。「自分はこの状況で用を足せるか」「水も十分にない中、自分はこのような中で衛生状態を確保できるのか」事例の写真を見ながら思わず自問自答してしまっていました。
石巻の事例ではその他の気づきもありました。仮設トイレは汎用品のため、使う人のニーズに必ずしもマッチしない、色々な人が快適に使えるよう、色々なニーズを取り込んでいこうという取り組みも紹介されていました。和式を洋式に変える、上着をかける場所を確保する、照明を用意する、ペーパーのストックを湿らず置けるよう上に棚をつくる(個人的にはどれも標準装備でないという点にびっくりではありましたが)・・
これは一つ、トイレを単に用を足すための空間から、パーソナルな空間という考え方を取り入れることにより、色々な方がより快適かつ清潔に使えるようにするにはどうすればよいかという観点が形になったものではないかと考えました。

最後に熊本の事例が紹介されていました。東北にもあった和式を洋式にする点がかなり重要なポイント(特にご高齢の方のご利用など)になっていたようです。併せて車内で避難生活をしている方も仮設トイレを利用するため、特に夜などどのように誘導すべきか(ホームセンターなどにある、突き刺すタイプのソーラー照明が大活躍したとのことです)、東北でも直面した、より多くの方がトイレを利用できるようにするにはどうすればよいかの課題に取り組まれた様子が強く伝わってきました。
熊本のある避難所ではマンホールトイレが活躍したようです。くみ取りがいるトイレと異なり、下水に直接つなぐことにより、長期間安定稼働することができたという実績が得られた模様です。自分たちのマンションがマンホールトイレが使える環境なのかを確認する必要がありますが、もし使えるならば大きな武器になることが予想されます。
熊本もまた多くの気づきに触れられる事例でした。

このように、これまでの被災地のトイレに関する事例から、現状のマンションの備えにはどのような課題があるか、その課題を解決するにあたり、必要なアイデアはどのようなものがあるかについてディスカッションを行いました。
そのほかにも情報収集の現状確認や家具対策に関しての進め方など、多くのテーマでディスカッションを行い、次のアクションを決めました。
今回も密度の濃い定例となりました。ここでのディスカッション内容をもとに、それぞれのテーマを前に進めて参ります。

【4月・5月の防災WG 武蔵小杉駅周辺地域 エリア防災計画が出た!】

熊本県および大分県を震源とする地震により被災された方、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

年度も改まり、防災もそれぞれの活動に入っています。
さる4月23日に4月度、5月29日に5月度の防災WG定例を開催いたしました。
各マンションから、自主防災組織(自主防)設立中のところからは申請など設立状況、その他設立済のところからは防災訓練の企画状況など、多くの情報が共有されました。
各マンションともに、マンション内での防災のオペレーションをどのように策定していくか、またどのようにマンション内に根付かせていくかで様々な工夫をされています。
そうした試行錯誤の部分を共有し、何がうまくいって何がうまくいかなかったか、またその理由とは何かといったような点が地域のノウハウになっていきますので、どんどん共有して蓄積ができればと考えています。
次に、さる4月12日に川崎市および中原区において、「武蔵小杉駅周辺地域 エリア防災計画」が発表されました。

(報道向け発表ページ)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000076/76373/plan.release.pdf

(防災計画 概要版ページ)
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/cmsfiles/contents/0000073/73433/plan201603(gaiyouban).pdf
エリア防災計画

この計画の背景は以下の通りです(上の発表ページより抜粋)。
・・5路線が交わる武蔵小杉駅では、まちの魅力が高まる中、鉄道利用者は増加を続け(1日45 万人、10 年で4割増)、災害時のリスクも高まっています。
そこで、帰宅困難者など駅周辺の安全確保に向け、国や市など行政機関と鉄道事業者など民間事業者が連携して共通の目標や取組むべき役割を定めた「エリア防災計画」を策定しました。
1日45万人!10年で4割も増えた!驚きの数字です。日中直下の地震が発生すると小杉駅周辺は駅・商業施設の利用者などにより、大きな混乱が予想され、様々なリスクの高い状態になることが容易に予想されます。
これらエリア防災計画が発表されたことを受けて、防災WGでは改めて、首都直下を想定した災害が発生した場合、小杉駅周辺では何が起こるのか、人・物・交通・医療など、マンション内やマンションを超えた地域として対策を打てる要素はないかの検討をはじめました。
各メンバーで想像を働かせながら議論を進めていくと、様々な課題が見えてきました。どう考えても小杉駅周辺には人があふれます。加えてそのあふれた人を確実に誘導させる方々(主として駅の方になるでしょうか)の数が圧倒的に足りていません。誘導の情報が不足してあふれてきた人たちに、マンションはどのような情報を出して誘導していくか、またその情報を出すタイミングはどこから来る何の情報をもとにすればよいか・・
少し考えるだけでも沢山の課題が出てきました。これらの課題と考えられる対策は、今後防災WGで策定していく予定の冊子などでも紹介していければと考えています。
このほかにも直近で実施する様々なアクションについても意見交換を行い、4月・5月とも密度の濃い定例会となりました。
引き続き防災WGの活動に関しまして、ご理解とご協力の程お願い申し上げます。

熊本県および大分県にて大規模な地震が発生し、その被害は6月現在も続いており不便な生活を強いられています。数は減ったと言え余震も続いており、不安な生活が続いていることが想像されます。
同じことが今この地域で起こってもなんの不思議もありません。

今回被災された地域の皆さまには、一日も早く以前の生活が戻ることを心よりお祈りすると共に、この災害で被災された方々が何で困ったか、生活の上での課題・教訓は何かなど”明日は我が身”として共有し、生かしていくことができればと心より思う次第です。

【3月の防災WG 来期のアクションと具体的なスケジュールを策定】

熊本県および大分県を震源とする地震により被災された方、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

さる3月27日に3月度の防災WG定例を開催いたしました。
先日参加した中原区防災連携協議会の内容をWG内にて展開し、マンションにおける防災課題・地域における防災課題につながる要素を討議しました。
いくつか課題はありますが、やはり災害発生時の医療面の問題は災害発生時のオペレーションをどうするかという問題とセットになりますので、どのように進んでいくか、WGとして注視が必要であると感じています。特に先の東日本大震災の際にこの再開発地域ではほとんどけが人が出ませんでした(何度も言ってますがこれ、奇跡です!)。しかし裏を返すと、この地域は災害でけが人が出たときにどうすればいいかをまだ知らないのです。
どの程度のけが人をどこに運べばよいか・・このことは大きな防災課題となると思います。災害が起きてしまってから途方に暮れる前に何とか方策を見つけたいところです。
併せてWGの活動計画策定を受け、具体的なアクションとスケジュールに落とした上で共有しました。今期は前半に情報収集の続きと啓発アクションの企画を行い、その進度に応じて後半は情報発信の準備を行っていくという流れになるものと考えています。
この地域ならではの防災課題を明らかにして、そのための効果的な備えを共有できれば、万一小杉に災害が発生した時にも、一人でも多く安全かつ安心に過ごせるのではないか・・この思いの元に活動を続けて参ります。
今年度の防災WGの活動に、引き続きご理解とご協力の程お願い申し上げます!

熊本県および大分県にて大規模な地震が発生してしまいました。地震は現在も続いており、不便な生活を強いられています。今回の震災は当然ですが、まったく他人事ではありません。同じことが今この地域で起こってもなんの不思議もありません。
今回被災された地域の皆さまには、一日も早く以前の生活が戻ることを心よりお祈りすると共に、この災害で被災された方々が困ったことや課題、教訓など”明日は我が身”として共有し、生かしていくことができればと心より思う次第です。

【2月の防災WG 今年度の総括と来年度以降の具体的なアクションを策定】

今年は東日本大震災が起こり、丸5年を迎えました。
丸5年を迎え、日々の報道などにより改めて震災がもたらした被害の大きさを実感する日々を過ごしておりました。
5年という月日が流れ、震災の記憶もどんどん薄れていっているかと思います。
ただし、記憶が薄れたからといって災害が来ない訳でもなければ被害に遭わない訳でもありません。いわゆる首都直下地震は、来るか来ないかでいえば『来る』もので、来た時には確実に大きな被害をもたらします。この震災から丸5年という中で、改めて首都直下地震のような災害から命を守り、安全に生活できるよう日々の意識を高めていきたいものです。私たち防災ワーキンググループもそのご支援ができるよう、微力ながら活動を続けて参ります。

さる2月27日に2月度の防災WG定例を開催いたしました。今回の定例では、先月実施した議論の内容を受け、これまで得た情報、これから得ていく情報を”どんな体裁にしたいか、また、どのような内容にまとめて発信していきたいか”という具体的な形に落とし込んでディスカッションを行いました。一般的な内容だけにならず、地域の生きた情報もまとまっており、平常時に読むことで防災に対する意識向上がはかられ、(本当はない方がよいのですが)災害発生時に目を通すことで自分はこれから何をすべきかがわかる・・そういった内容にできればとグループ一同考えております。とはいえまだまだ埋まってない情報のピースは大きく、また多岐にわたっています。着実に情報収集を続けながら、理想のアウトプットに向けて進めていければと考える次第です。

そのほか、来期の主要なアクションを洗い出し、優先順位をつけつつ、現在の人的リソースで実行できる形を模索したり、今期の防災備品購入物の検討なども行いました。

非常に数が多く、また多岐にわたった議題ばかりでしたが、大きな趣旨や目的を日常的に共有した上でディスカッションを行うことができ、具体的な形にまとまることができました。この日得たアクションをさらに具体化して、優先順位の高いものからどんどん実行に移していければと考えています。

東京ガス訪問&1月の防災WGについて 

少しだけご無沙汰のエントリーとなりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は1月に以前から予定しておりました、東京ガスの「東京ガス供給指令センター」を見学してきました。
ここでは実際の供給指令センターでの業務風景を見学しながら、ガス供給の災害・安全対策や緊急時の通報受付~緊急対応体制までを学べます。
非常に気づきの多い時間を過ごすことができました。

ガス供給指令センターでは、ガスの供給始点となる港から、様々なポイントを経て家庭まで届く経路の状況を監視しながら、その日の需要予測を立て、ガス供給を文字通り指令する役割を持っています。

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例えば、夜に人気ドラマのある日はドラマ終了後お風呂に入るケースが増えるため、ドラマ終了後にガスの使用量がグーンと上がる・・などということもデータから読み解くことができるようです。これはおもしろい!

そのような中、3.11当時のガス使用量推移も見せていただきました。
発生直後からガス供給が止まり、使用量がグンと下がっていく形がはっきりと出ていて、その日の混乱を物語っていました。そのような中でも予測を立てつつ供給指令は止むことなく行われていたそうです。
東京ガスはさすがインフラ企業と言うべきでしょうか、災害対策も非常にシステマチックに行われていました。このあたりも非常に丁寧にご教示いただけました。
システマチックなだけに、それらが自分たちの地域に影響を及ぼす場合、どれくらいのインパクトになるかもある程度予測が付く形であったことが印象的でした。

こちらの写真はお土産でもらった防災備蓄用のドロップです。

2016-01-15 11.41.20

 

 

 

 

単に長期間保存できるというだけでなく・・どこかに閉じ込められてしまったときは、缶をを振ることで音が出、自分の居場所を教える手立てになるのだそうです。
これはとても良いアイデアです。
更に1月30日、1月度の防災WG定例会を開催いたしました。今回の定例会では、東京ガスでのヒアリング結果など、これまで収集した情報を広げ、年度末に向けてどのような形のアウトプットにしていくべきかの議論が始まりました。

また、来期の活動をどうするかにつきましても、これまで出た色々なアイデアと地域ニーズを踏まえ、具体的なアクションとしてどのような形で行っていくのかについて、課題提起と議論を行いました。
今年度は様々な防災課題を知ることができました。
防災WGとしても、ただ課題を知るだけではなく、皆さんの生活状況に当てはめるとどのような危険性があるのかについて活発な議論を行うことがキーであると認識しています。

これらのリスクを集め形にし、そこに必要なアクションと備えをセットにすることにより、少しでも住民の皆様が触れやすく、実践しやすいアウトプットを用意していくことが、少なからず武蔵小杉の防災アクションに対して良い影響を与えつづけるものになっていくことと思います。
今回もまた、実践的な内容にすることができました。
今年度の終わりが見えて参りましたので、アウトプットの構築に向けて、アクセルを踏んで行ければと考えています。

8月度防災WGについて ~情報を収集中!&『東京防災』、ご覧になりましたか?~

8月22日、8月度の防災WG定例を開催いたしました。今回の定例では、すでに始まったFact情報の収集結果を振り返りつつ、今後追加で収集していく先について、スケジュールとヒアリング内容の確認、そしてそれら収集した情報の内容をどのような形でアウトプットとしてまとめていくかの意見交換を実施しました。
(Fact情報の収集とは?)
前回定例のエントリに詳細を書きましたが、地震発生時に生活面での影響範囲がマンションの単位を超えて、地域の問題に広がっていく時間を、防災WG内では仮説として『直下地震発生後24時間』と位置づけました。24時間以内(災害発生後の初動)の動きは各マンションの取り組みでマニュアル化、訓練への取り組みなどが続けられているかと思います。

防災WGでは発生後24時間以降にフォーカスをあて、できる限りの事実情報を収集しながら

・この地域での困り事はなにか? この地域ならではの意外な盲点はないか?
・外的な要素で頼れる要素はあるか?逆に頼れなさそうな要素はあるか?
・上記二点を踏まえ、この地域においてより実践的な『防災への備え』『防災に向けた意識』はどのようなものが考えられるか

これらをアウトプットとしてまとめ、発信していく活動を始めています。
はじめの一歩としての情報収集を行って感じたことは、”盲点は色々なところに存在する”という点かと思います。ここでは何度か触れていますが、ライフラインの問題は、直接電気が使えないだけでなく、特にマンションでの生活では水やトイレ、流しに水を流すことなど、間接的にも多くの影響をもたらします。
直下地震が発生した際に、私達の身に直接起こること、それらが(発生直後か数日経過後かを問わず)間接的に影響をおよぼすこと、いずれも軽視することができないと感じます。

これら盲点となりそうなポイントをできるだけ収集し、アウトプットの形としてまとめることができればと考えています。
少人数で行っている取り組みのため、時間はかかると考えていますが、その重要性も高いため、コツコツと行っていければと考えています。
今後共防災WGの活動にご理解とご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。
ところで皆さんは『東京防災』というものをご存知でしょうか。

『東京防災』とは東京都が発行した完全東京仕様の防災ブックです。
Twitterなどでも話題が広がっていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか
<東京防災webの画像>

東京防災のweb

 

 

 

 

http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/main/index.html
『東京防災』は冊子の形で東京都在住の全世帯(!)に配られるとのことですが、webでその内容を読むことができます。

これ、一読をおすすめします。
非常に実践的な内容です。

完全東京仕様とうたっていますが、東京に繋がる都市部で生活するものとして、気付きになる要素が満載でした。

Twitterである方が「災害で東京が壊滅した時のハンドブックだ」と言っていましたが、結構正しい意見かもしれません。それだけ実践的な内容が多く掲載されています。
PDFでダウンロードもできるようですので、皆さんも一度『東京防災』を入手してみてください。
今回の定例は今後のスケジュールと準備項目、収集情報の確認などを行い、広く議論を行うことができました。